5、道端の石碑群&


いつものようにCD125Tで出かけた日のこと。

岩沼の竹駒神社に行こうと思ったのですが、

道を間違えて船岡方面にいってしまいました。

「しょうがない、竹駒神社は止めにして、適当に走って神社を探してみよう」

そう思いながら、角田、亘理方面に進んで行くと・・・



本日最初の石碑群、発見です。畑の隅にこじんまりと集められています。

囲いの中央部には木の切り株が。最近伐られたようで、まだオガクズが残っていました。

早速の石碑チェック開始。



ツタが絡んでいるのかと思いましたが、割れているのを針金で補強してあるだけでした。

「虎取山神」かな? 初めて見るタイプです。

福島の飯館のほうに残る、虎捕山と盗賊「墨虎」の伝説に関係がありそうです。

「山神」といえば、仙台近辺では小牛田山神社が一般的だと思うんですが、

角田は福島に近いから、虎捕山の神様のほうをまつっているんでしょうか。




僕のCD125Tが見切れています。

北辰妙・・・崩れていますね。「北辰妙見」かな?

碑の上部をよく見てみると、



北斗七星が彫ってありました。北辰=北極星ですね。

中々うまく彫れてるなあ、と思って次に目をやると、



金精様が。

神社とかではなく、道端にあるタイプは初めて見ました。

屋根がかかっていたのでお地蔵さんか何かかと思ったんですが・・・。

手前に置いてあるのはミニ金精様、ではなくて木彫りの仏様でした。

全部同じ形だったので、市販品かも。



他にも古峰神社碑やミニ地蔵など、色々ありました。

下調べせずに見つけた場所ですが、珍しいものばかりの場所でした。




訪問日:2014年4月上旬
名称:不明
場所:宮城県角田市坂田津中ノ内
(大河原町の市街地から県道14号線を東南に向かって進み、
県道28号線にぶつかる坂田津交差点で左折すると、進行方向右手にあります)


一覧に戻る